JABDAについて

設立の背景・目的

2010年に蔵書電子化サービスが開始されて以降、蔵書電子化サービスを利用する利用者の数は増加の一途を辿っています。 また、2013年3月には、著作権者等を中心としたMyブック変換協議会(正式名称:蔵書電子化事業連絡協議会、http://www.mybook-digital.jp/index.html)が設立され、蔵書の電子化におけるルールの策定および許諾スキームの推進を目的とした活動が開始されました。 しかしそのような中でも、蔵書電子化業者をよそおい、いわゆる海賊版を違法に販売する業者の存在が報道されるなど、業種としての確立が重要な課題となってきております。 こうした状況を踏まえ、利用者のみなさまがより安心・信頼でき、また著者や出版社の利益を損なわないよう配慮した蔵書の電子化サービスを提供するための環境を業界として整備することが急務だと考え、その整備のための団体の設立をいたしました。

協会概要

【団体名】
名称:一般社団法人 日本蔵書電子化事業者協会(英語名:Japan BookDigitization Carriers Association)
略称:JABDA

【所在地】
東京都世田谷区上馬2-25-4 フレックス三軒茶屋1F
お問い合わせ: info@jabda.or.jp
代表電話番号:03-6450-8863(平日午前10時~午後5時)

【役員】
会長/代表理事 岩松 慎弥(株式会社ブックスキャン 代表取締役社長)
副会長/代表理事 藤田 剛士(株式会社ブックスキャン 執行役員副社長)

アドバイザー 松原 聡(東洋大学 教授)
アドバイザー 石川 准(静岡県立大学 教授)

【事務局】
事務局長 横山大介
※2013年6月5日現在

【発足日】
2013年6月5日

事業内容

蔵書電子化サービス提供における自主規制、ユーザーの電子書籍データ利用に対する啓発活動、カスタマーサポート品質向上のための活動など

活動内容

■主な活動内容
蔵書電子化サービス業界をとりまく様々な課題を、お客様・著者・出版社をはじめとする方々の意見を取り入れていく中で、社会の要望に対応し、 利用者が安心して蔵書電子化サービスを利用することができる環境の整備を目的として、日本蔵書電子化事業者協会では様々な活動を実施していきます。

・基本ルールの策定
著者出版社への不利益とならない、書籍の販促につながるルールを定め、事業者協会内にて遵守します。

・蔵書電子化サービスにおける自主規制
蔵書電子化事業者に対する書面審査及び調査を行うことで、著者・出版社・権利者に配慮のない対応がないか調査いたします。

・著作物取り扱いに対する啓発活動
ホームページ上での案内や、各種シンポジウムなどを通じて、著作物の取り扱いについて注意すべき点や、ユーザーモラルの向上に向けた活動を行います。

・蔵書電子化サービスの品質向上へ向けた活動
蔵書電子化業界に対してのお客様のご意見について、各社ユーザーサポート窓口が連携し、サポートの向上に向けた活動を業界全体で進めます。